ソロ・シンガーとして「時には母のない子のように」の大ヒットを飛ばしていた「カルメン・マキ」と、ギタリスト「春日博文」が中心となって結成された「カルメン・マキ & OZ」の1975年発表のデビュー作。「ジャニス・ジョプリン」に憧れていた「カルメン・マキ」は、この作品で女性ロック・シンガーの先駆者となりました。その後の女性ロッカーに多大な影響を与えた「私は風」は、絶対に聴くべき名曲です。圧倒的にパワフルでエモーショナルなヴォーカルと、ヘヴィで雄大でプログレッシヴなサウンドが凄まじい日本ロックの金字塔的アルバムです。

帯、歌詞カード付。